I am Natsco

お金はないけど、暇はある。自由を持て余した女の書き溜め。

『ケヴィン・ベーコン数って、知ってますか?』って話。

やぁ、Natscoです。

最近、文章を書くということから遠のいてしまったので、意識的に挑戦していこうという試みの元、記事を書きます。

 

今回の話題は、「ケヴィン・ベーコン

このお話、経済学部卒の友人に聞いて、ものすごく面白くて、ことあるごとに披露するのですが、どうにも、同じ熱量で興味を示してくれる人にめぐり会えないので、不特定多数に向けて発信しようと思います。

 

で、ケヴィン・ベーコン、ご存知ですか?

正直、私はそんなに知りません。今回は彼の出演作品について、ではなく彼にまつわるお話です。

彼は、ハリウッドの中心にいる男性なのです。

 

ハリウッドの中心にいる男

 

ケヴィン・ベーコンは、ハリウッド俳優でその出演者の多さで有名だ。そのことから、彼は「ハリウッドの中心」と称されており、それに着目をした「ケヴィン・ベーコンゲーム」が存在する。

www.businessinsider.com

 

こちらの記事から要約するに、

 

・1994年、大学生3人で映画を観ていたら、2本続けてケビンベーコンが出演していた。

・彼らはケビンベーコンの出演作、共演者を調べた

・全ての俳優をケビンベーコンで結びつけるゲームを作った

 

暇か!!って感じですが、まぁいい。このくだらなさがたまらなく好きである。

早い話、ケビンベーコンはそれだけ共演者が多く、なんと、彼を中継点としすべての俳優がつながると言われているのだ。

本人と共演、その共演者と共演、さらにその共演者と…というようにたどると全てを網羅するというわけである。

ケヴィン・ベーコン(Degree ofKevin Bacon)」というと、なんというかカッチョいい。

 

ちなみにこのケビンベーコンゲームこちらのサイトで遊ぶことが出来る。

oracleofbacon.org

 

ケビンベーコン本人を0ベーコン、その共演者が1ベーコン、さらにその共演者を2ベーコンとし、名前を挙げた俳優がベーコンに至るまでのベーコン数の低い方が勝ち、というエキサイティングなゲームを楽しむことが出来る。

 

一例をあげると、『ブッラク・スキャンダル』(2015年)で共演しているジョニー・デップは1ベーコン

エマ・ワトソンは、『リグレッション』(2015年)で共演したデボラ・グローバーが『秘密のかけら』(2005年)でケビン・ベーコンと共演しているため、2ベーコンと、このような感じだ。

ちなみに、ケン・ワタナベは2ベーコンタクヤ・キムラも2ベーコン

 

改めて調査され、ハリウッドの中心がケビンベーコンじゃなくなった説があるようだが、そんなことはいい、ベーコン指数で遊ぼう。

6次の隔たり・数珠つなぎ

俳優のことは分かった、じゃあ、私・あなたは何ベーコンですか?

つながらないよ、と思ったあなた、こんな法則があります。

知り合いを辿っていくと、大体6人以内で世界中につながる、という「6次の隔たり(Six Degrees of Separation)」です。

 

これのからくりは、一人当たり大体44人のお知り合いがいるとする、そのお知り合いにもそれぞれ(重複しない)44人のお知り合いがいる。

と、要するに、

44×44×44×44×44×44、つまり44の6乗は7,256,313,856で、世界の総人口の70億人に達するよというお話だ。

 

これに絡めて調べてみると、さまざまな実験を見ることが出来る。最近だと、『水曜日のダウンタウン』で、この法則を用い数珠つなぎで特定の誰かを目指すという検証がされていた。これ、面白かった。

 

まぁ、当然ながら全人類としてしまうと「そんなわけあるかい!」という反論もあったりなんだりして、確かに机上の空論感は否めない。でも、そんなこと言ったって、世界は狭いのだ。

 

あまつさえ今はSNSの時代だ。なんでも、facebookで全世界とつながるには平均して3.5人を経由すればいいらしい。

確かに、友人の写真に別の友人が写っているなんてことがあっても今更驚かない。趣味アカウントの投稿がバズって本アカウントに回ってくるなんて、恐るるに足らず。

 

知り合いの知り合いはお知り合い。

人類みな兄弟、世界は狭い、世界は丸い。そういうことなのだ。

 

何が言いたいのかというと

 

「俺の知り合いに(すごい会社)の(すごい役職)がいてさー」とか

「俺、○○(すごい人)と知り合いなんだけどー」と。

そういう人脈をアピールしてくる人が周りに何人かいる。

彼らが「知り合い」をどう定義しているのかは存じ上げないが、こういったわけで、私は全人類をみな知り合いとみなしているし、その「すごい人」が多少次数の低い所にいたとして、それは別にすごくはない。

 

きっと、すごいのは本人であって、お知り合いであるあなた自身の価値に、なんら影響するものではない。

 

人脈よりも、ご自身のお話をしたら?という意味で、私は「ケヴィン・ベーコン知ってますか?」トークを続けていく所存である。

 

 

 彼がケヴィン・ベーコンである。

ベーコントークばかりしているので知った気になっているが、彼の作品を見たことはないのでノーベーコンである。