やぁ、Natscoです。
この旅2月に行ったんですけど、びっくりするくらい追いつけない。それだけ濃度が濃かったということにしましょう。
今回は、タイ・バンコクの三大寺院の観光について。
バンコクの三代寺院に船で行く
ワット・プラケオ、ワット・アルン、ワット・ポーは、タイを代表する観光名所。
ここを訪れなければバンコクに行ったとは言えない、という勢いでド定番スポットなのです。
…と言いながら、この三大寺院、近くに駅がなく、電車でのアクセスができません。よって、ここへ行くにはタクシーやトゥクトゥクといった方法で向かうわけです。ぼったくりがうざいです(体験談)が、物価が物価なので便利に使えると思います。
しかしここ、駅はありませんが、三か所すべてがチャオプラヤー川周辺に集まっています。なので、チャオプラヤー川を行く公共交通機関である『チャオプラヤーエクスプレスボート』を使うことが出来ます。
電車で「サパーンタクシン」駅まで行き、そこから徒歩でフェリーターミナルへ。
さらに船で寺院にアクセスと言うのがもっとも安心できるルートかな、と思います。船なら絶対にぼったくりにはあわないし!
川からの景色はなかなかオツです。ものすごく混むので鮨詰め状態になりながら、多分きれいではない水しぶきを浴びながら、船は進みます。
私たちは、チャオプラヤーエクスプレスの駅近くの宿にお世話になったので、この寺院の観光は非常に便利でした。
こちらで紹介している「カロアンホーム【Kaloang Home】 」です。とても素敵な宿だったので、良かったら参考にどうぞ!
三大寺院に行く前に服装チェック!
寺院を訪れるには、服装規定があります。
日本の寺社も、ある程度のドレスコードはマナーとして存在すると思いますが、今回訪れたバンコクの寺院はルールが明確に記されていました。
露出の多い服(ノースリーブ、ショートパンツ、へそ出しやシースルー生地など)は総じてNG。肌が見えていなくても、レギンスやタイツなど、ラインのはっきり出るものはNGなよう。これはこの後訪れたカンボジアのアンコールワット遺跡群でも同じことを言われました。暑いからといって薄着のみで動くのはNGなので、注意したいです。
最初に訪れたワット・プラケオでは規定に即さなかった場合に有料ですが貸し出しを行っていました。が、いかんせん混む可能性もあるので、出来ることならばあらかじめ確認しておいた方がいいです。
即席で露出を控えるために、手持ちのストールを腰に巻いている方も結構いましたが、これが許されるのは女性のみらしい。男性はご注意を。
ワット・プラケオ
正式名称は『ワット・プラシーラッタナサーサダーラーム』と言うらしい。確か、『バンコク』も通称で、正式にはめちゃんこ長いんですよね。タイ人大変だなぁ。
王宮の宮殿部と接し、エメラルド仏を本堂に置くことから、エメラルド寺の名前でも知られます。ラマ1世が1872年に建造をはじめ、当時の技術を最大限に用い、贅のかぎりをつくしたようなきらびやかさに目を奪われます。さすがはタイ最高の地位と格式を誇るワット・プラケオ。
エメラルド仏の写真は撮れませんが、本堂の周りのゴージャスさがすごい。キラキラして、繊細な細工はいくら見ていても飽きないです。
タイ人こういう仕事できるのになんであんな…と思わされる瞬間です。
要所要所に狛犬的な、仁王像的なポジションの…像があったり。それぞれに特徴があって、面白いです。右下の像が個人的にお気に入り。
アンコールワットの模型。またまた細やかな仕事ですわ…。
こうやってみると本当に立派ですね。
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入場料が500バーツと結構して、えらいお高くとまってると思ってたのですが、失礼いたしました…見応えのある、寺院で、広いし全く飽きませんでした。ただ、暑くて仕方がなく、ササッと撤退してしまったので、また行きたいなぁ。
【Information】
ワット・プラケオ
時間:8:30~15:30(最終入場)
拝観料:500バーツ
Trip Adviser→エメラルド寺(ワット・プラケオ)
*2017年2月段階では、入場時観光客のパスポートチェックがありました。
ワット・ポー
ワット・プラケオから徒歩で10分足らず、2つ目の寺院『ワット・ポー』に到着です。正式名称は『ワット・プラチェートトゥポンウィモンマンカラーム=ラーチャウォーラマハーウィハーン』…なんて?
ワット・ポーは1788年にラマ1世によって建てられたバンコク最古の寺院だそう。日本でいうと江戸時代天明期。大飢饉とか、浅間山の大噴火とか、その辺。
先ほどのワット・プラケオとはまたひと味違った色使い。
石造も中国様式を感じさせる趣。この門も、細かなお花の細工で飾られていて、とっても素敵。
緑が結構あって、暑い中でも安らぎを覚えます。
みんなストレッチなんてやってしフレッシュしてますね。
ワット・ポーはタイマッサージの総本山。というわけで、体調を整えるセルフマッサージ・ルーシーダットンのポーズをとった像がたくさんいるのだそう。なんでもこのルーシー・ダットンにはもともと127のポーズがあったのだとか。
この像と一緒にポーズを決めるのが定番のようでしたよ。
早朝にワット・ポーでルーシー・ダットンの無料体験が出来るそうなので、時間があったら行ってみると楽しそう!
Go-Pro先輩の広角カメラによって、みにょ~んってしてしまった…。
圧倒的な存在感…!こちらの涅槃物はなんと全長49メートル、高さ12メートル。立派です。穏やかな表情にすべてを見透かされるような、はっとした気持ちになります。金箔できらびやかなこちらの涅槃は日本の大仏さまとはまた違った荘厳さがありますね。
おみ足は残念ながら作業中でちょっと見づらい。貝殻の細工で仏教の世界が表現されています。また市作業が終わったら見に行きたい。
涅槃物をぐるっと回ると、長い廊下に差し掛かります。
ここには煩悩の数・108つの壺が置いてあり、サタン硬貨を一枚ずついれていくと煩悩が消えていくのだとか。タイの「除夜の鐘」と言ったところかな。
20バーツで、サタン硬貨を購入し、私たちもやってみることに。
で、これ、壺ひとつに硬貨一枚、のはずが、廊下を過ぎたところで私は硬貨があまり、Tちゃんは途中で硬貨が足りなくなる…という。
余るのはまぁ、まだ仕方がないとして、足りないって…煩悩どうしてくれるんだい…(笑
ちゃんと計量してくれないかな、と思った次第です。
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【Information】
ワット・ポー
時間:8:00~17:00
拝観料:100バーツ
Trip Adviser→涅槃寺(ワット・ポー)
ワット・アルン
ワット・ポーからすぐ、チャオプラヤー川を渡る渡し舟に乗ることができ、らくらくアクセスできます。
正式名称は『ワット・アルンラーチャワラーラーム』ちょっと覚えられそう。
英語で『Tempe of Dawn』と呼ばれており、三島由紀夫の小説『豊饒の海』「暁の寺」の舞台にもなっている。私はこの小説挫折したので暁の寺、読んでない。
こちらは仏塔。高さは75メートルもあるのだそう。ヒンドゥー教の聖地カイサーラ山をイメージして作られたもの。
しかし、2017年2月段階では修復中のようで、足場がありちょっと残念。
もう一方は上ることができたので、しっかり上まで行ってきました。
これまでの寺院の柱などにも、こういう「支える」役目を担ってる人(?)がいて、前世でどんな罪を犯したらこんな業を背負わされるのだろう…と思ったのですが、神様らしいです。失礼致しました。
こちらが本堂。
神殿のような外観で、一面にお花が描かれているなど、細やかな細工が美しい。
白を基調とした美しさに目を奪われます。
きんきらきーん。本当に細かい美しい…。
内部には黄金のお釈迦さまが鎮座しており、ラーマ2世のご遺骨が納められているのだとか。
洗練された美しさが印象的だったワット・アルン。
次は修復が終わったころ、ぜひ暁の頃行ってみたいです。
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【Information】
ワット・アルン
時間:8:00~18:00
拝観料:50バーツ
Trip Adviser→暁の寺(ワット・アルン)
寺院観光の後は街へ!
ワット・アルンから再び乗船し、BTS「サパーンタクシン」駅までアクセスすることが出来ます。
そこから私たちは「サイアム」駅に出てショッピングや食べ歩きを楽しみました。船と電車で充実した1日を送ることができて満足!
どえらい存在感を放っている表紙。