やぁ、Natscoです。
夏ですね。私の部屋、扇風機しかないのですが、死期を感じます。
あまり部屋にいたくないので、旅に出ましょう。せっかくなので、北上して、ゆったりと時間を過ごしたいなぁ。
夏旅と言えば、やはり『青春18きっぷ』ですが、お得に旅ができるきっぷについてまとめます。
青春18きっぷ
●乗り放題
- JR線普通列車・快速列車の普通車、BRT(バス高速輸送システム)
- JR西日本宮島フェリー
- 青い森鉄道(青森~八戸)
- IRいしかわ鉄道(金沢~津幡)
- あいの風とやま鉄道(高岡~富山)
●発売期間
- 夏季→平成29年7月1日~8月31日
- 冬季→平成29年12月1日~12月31日
●利用期間
- 夏季→平成29年7月20日~9月10日
- 冬季→平成29年12月10日~平成30年1月10日
●ねだん
- 5回分利用で、1万1850円→1回当たり2370円
言わずと知れた鉄道旅のみかた。日本全国のJR線が使えるので、可能性は無限大です!
2370円で一日乗り放題なので、予定をかっちり決めずに、ふらっと途中下車できるところがお気に入りです。
それから1枚の切符で期間内に5回分楽しめる。これは何人かでシェアすることができるので、お友達の旅が楽しめるのも良い所。2人で一泊2日とか、5人で日帰りとかね。私は基本一人旅に活用してますが、いかんせん鈍行で時間がたっぷりなので、青春18きっぷ旅誰かとできたら暇つぶせるなぁと毎度思っています。静岡が長いんですわ、青春18きっぷあるある。
活用例
青春18きっぷを使いこなすには、まず「元を取る」を意識したいところ。
1日2370円以上の運賃区間を確認しましょう。
日帰り旅行
●東京駅起点
●大阪駅起点
- 姫路でお城をみる(普通運賃1490円)
- 和歌山でお城を見る(普通運賃1240円)
●名古屋駅起点
●博多駅起点
路線図を見て思いついたものを列挙してみました。ギリギリ元とれる範囲なので、ここを超えることを想定すればお得な旅が楽しめます。途中下車も自由なので、楽しみも広がります。
泊りがけとなると無限に旅程を妄想出来て楽しいです。夜行列車なんかも追加料金を払えば活用できるので、東京から九州まで格安で移動出来ちゃいます。過酷ですけど、挑戦してみたい。
最長でどこまで行けるのか?とか、期間内のお祭りとかの特集が載ってて面白い!
北海道&東日本パス
●乗り放題
- JR北海道/JR東日本の普通、快速列車の自由席・BRT
- 青い森鉄道
- IGRいわて銀河鉄道
- 北越急行
●発売期間
- 夏季:平成29年6月20日~9月24日
- 冬季:平成29年12月1日~平成30年1月4日
●利用期間
- 夏季:平成29年7月1日~9月30日
- 冬季:平成29年12月10日~平成30年1月10日
●ねだん
- 連続する7日間有効1万850円→1日あたり1550円
移動範囲は狭まりますが、北海道・東北に限った旅行ならばとっても便利に活用できます。
特に青い森鉄道、IRGいわて銀河鉄道は、青春18きっぷでは乗車できず、盛岡~青森間を移動する際には別途5480円かかってしまいます。この区間がフリーで乗車できると東北旅行が便利になって嬉しいところ。
さらに、北海道新幹線も、青春18きっぷでは「北海道新幹線オプション券」を別途購入することで奥陸奥いまべつ~木古内間を移動できます。この北海道・東日本パスも特急券の購入で北海道新幹線を利用することが出来ますが、区間が異なり、新青森~新函館北斗間を利用可能。乗り換え、接続が便利なので、こちらの方が有利に東北・北海道を旅行できます。
青春18きっぷとの違いは利用日が連続する7日に限定されているところ。1枚を複数人で利用することはできません。
1日分の料金はその分下がりますが、連続して旅行できない場合はちょっともったいないかも…?
とは言え、東京から仙台を往復するだけで1万1890円、青森~秋田は片道3350円と、7日フルで使わなくとも元は取れそうです。
青春18きっぷにはありませんが、子供料金が設定されていて、大人用の半額5420円で利用できます。家族での電車旅も素敵かも。
旅行予定を北海道・東北で計画する場合は、『北海道・東日本パス』のほうがオススメ!
他にもお得なフリーきっぷは?
北海道・東日本パスを紹介しましたが、同じように北海道旅行によさそうなきっぷがあるので紹介します。
俺の旅、北のまちきっぷ
バス、フェリーを乗り継いで北東北・北海道をぐるっと一周できるきっぷ。
- 盛岡~八戸 間 (高速バス八盛号)
- 八戸~苫小牧 間 (シルバーフェリー)
- 苫小牧~札幌 (高速バスとまこまい号)
- 盛岡~青森 間 (高速バスあすなろ号)
- 青森~函館 間 (津軽海峡フェリー)
- 函館~札幌 間 (高速バスはこだて号)
- 函館フェリーシャトルバス
●発売期間
- 平成29年6月17日~7月29日
●利用期間
- 平成29年6月17日~7月31日
●ねだん
- 各路線1回ずつで、1万3380円
バスとフェリーでお得に一周旅行ができます。
夜行バスを用いて、宿代が浮くのも嬉しいポイントかも。
大まかなルートが決まっているので、旅程立てるのは楽ちんでいいけれど、自由に旅をするには少し制約が生まれてしまうかも。
長距離バスの連続で、全体的にタフな旅行のイメージ。時間がある時に挑戦してみたいところ。
東北・北海道 高速バス・フェリーお得な周遊切符| 北のまち・旅きっぷ
ひがし北海道フリーパス
LCC・バニラエア、ピーチの利用者限定のフリーきっぷ。貧乏旅にやさしい!
●発売期間
- 平成29年4月29日~9月30日
●利用期間
- 平成29年4月29日~10月4日
●有効期間
- 連続する5日間
●ねだん
- 1万5500円→1日あたり3100円
LCCのバニラエア・ピーチを使って新千歳空港に到着した人限定。
JR北海道の区間内、普通・快速・急行・特急の自由席が乗り放題になるきっぷ。 有効区間は道東方面、旭山動物園や富良野が含まれます。
ホームページには千歳空港から札幌、旭川、網走、釧路、帯広とぐるっとするモデルコースが紹介されていますが、北海道を満喫できそうでワクワクします。
さらに、同じ期間、道北の留萌、稚内まで足を延ばせる「きた北海道フリーパス」も発売されています。こちらは有効期間4日で1万2500円!
夏は鉄道でのんびり旅
旅行を楽しめるフリーきっぷがたくさん!
座りっぱなしだったり、路線図・時刻表とにらめっこだったり、乗り換えでダッシュしたり、なかなか大変なところもあるけれど、使い方によってはより安く楽しめるし、自由度が高いのも魅力。
北海道行ったことないので、いつか行きたいなという希望を寄せ、夏旅計画を始めます!