やぁ、Natscoです。
今回は、「アンコールワット遺跡群」の観光初日の話です。
はじめてのアンコールってんで、初日はとりあえず王道の「アンコールワット」「バイヨン」「タプローム」を回りました。
定番コースを行く
私たちは、泊まった宿のツアーを利用して観光をしました。
『IKI IKI Guesthuse 』←booking.com飛びます
ご家族で経営されているゲストハウス。いわゆる日本人宿で、日本語のできるスタッフさんがいらっしゃるので安心して泊まることが出来ます。
受付には様々なツアー情報が掲載されていたり、相談をすることも可能。
初日は、そこに貼ってあったツアーから、アンコールワットで朝日を見る→バイヨン→タプロームとめぐるトゥクトゥク半日ツアーをお願いしました。
半日のスケジュールはこんな感じ。
- 05:00→ゲストハウスにてドライバーと集合
- 05:30→チケットを購入し、アンコールワットへ
- 06:00→日の出を鑑賞し、観光
- 09:00→アンコールワット付近のレストランで朝食
- 10:00→バイヨン
- 11:00→タプローム
- 12:00→解散!
ツアーはトゥクトゥク一台ごとの値段で、14ドル、二人だったので、一人当たり7ドルでした。最大で4人くらいまで乗れるはずなので、お友達と行くのがお得ですね。
以下、写真を交えながらアンコールワット遺跡群の観光について書いていきます。
アンコールワットで朝日を見る
遺跡観光の朝は早いです。
早朝のシェムリアップ、トゥクトゥクで風を浴びて進むと結構な寒さでした。暑いからと言って油断せずに、ストールなど羽織れるようなものがあると安心かも。
真っ暗で写真ありませんが、まずはチケット売り場に寄ります。
アンコールワット遺跡群の観光チケットは3種類で、入場料は以下の通りです。
- 1日券:37$
- 3日券:62$
- 7日券:72$
2017年の2月に値上げされたそうですが、噂にたがわず高い…カンボジアって、最低月給2万円とかの国でしたよね?観光産業がいかに大きいかを感じさせます。
私たちは3日券を購入。
1日券はめちゃくちゃ混んでいましたが、3日券の方はスムーズ。
にしても人が多いので、購入後にトゥクトゥクドライバーを探すのに苦労します…暗いし。名前を聞いておくべきでした。
それから、そのままアンコールワットに直行。
まだまだ暗い中、ひたすら夜明けを待ちます。
クメール建築は、通常正面が東側を向くのが通常ですが、このアンコールワットだけは西を正面に作られているのだそう。そのため、逆光になってしまい差慎撮影が難しかったりしますが、荘厳なシルエットと共に朝日を鑑賞する最高の体験ができます。
辺りがオレンジ色に包まれ、次第に空が青みを帯びるといよいよ日の出です。騒がしかった周囲も、この瞬間ばかりはこの幻想的な風景の息をのむようでした。
朝日を拝む絶好のフォトスポットは向かって左側の池の手前。
すごい混雑状況です。綺麗に写真を撮りたい方は早めに…!
アンコールワット見学
朝日を鑑賞後、そのままアンコールワットを見学します。
実は、多くの観光客が日の出を見たらそのままホテルの朝食に戻るそうで、直後のアンコールワットはさほど混雑しないのだそう。確かに人で溢れかえることもなく、快適に観光できました。
回廊。光が差し込んで幻想的です。
レリーフの美しさにもハッとさせられます。
朝日に照らされた遺跡はとっても厳かな雰囲気。
ゆったりお散歩するのが楽しかったです。
中央の祠堂、この見たことないほど急な階段を登ります。怖いなんて騒ぎじゃないです。
祠堂からの眺め。遠くまで見渡せます。
時の王も同じ景色を見たのでしょうか。ロマンを感じますね。
中庭にある中央の塔。かっこいい。
広い敷地内のどこを歩いても、目を奪われる美しさ。
混雑しない時間にゆったり見学できたのも良かったです。
アンコールワット Angkor Wat (←トリップアドバイザー飛びます)
口コミ35,000件で評価が5!さすがです。
アンコール・トム(バイヨン)
腹ごしらえをすませて、バイヨンのあるアンコールトムに向かいます。
途中、アンコールトムの「南門」や「象のテラス」などでトゥクマンを止めてくれて、少し見学することが出来ました。
いよいよアンコールトムの中心に位置するバイヨンに到着。
遠巻きに見ると、ただゴツゴツした岩のようにしか見えませんが、近づくと、顔!顔!!
(写真が良くないんですけど)
バイヨンとは、「美しい塔」の意らしく、四面体の菩薩像の数は49体。
どこに立っていても、クメールの微笑みと目が合う。なるほど、これが「宇宙の中心」
よく見ると皆さんそれぞれ微笑みが違って面白い。観光客がみんな、一緒に画面に収まろう写真撮ってるのも面白い。なかなか難儀でした。
バイヨンは「これぞ遺跡!」って感じでとても素敵でした!
バイヨン寺院 Bayon Temple (←トリップアドバイザー飛びます)
投稿されている写真がみんなきれいな青空で、素晴らしい…!
タプローム
木の根っこの絡まった写真が有名なここ。
自然のままに朽ちていく遺跡の退廃的な雰囲気、それに絡みつくように生えるガジュマルの生命力。非常に神秘的です。
ガジュマルの浸食の激しさに、インド政府が修復計画を発表したそうですが、その方針については議論がなされているそう。
自由に見学できるエリアでも、「Danger」の表記が多く、足元が不安なところも多々。でも、この遺跡に手を加えて樹木が取り除かれてしまうのは、もったいない気がしますね。
緑が多く、苔むす遺跡は歴史の趣があり、とてもお気に入りのスポットになりました。
木に囲まれているとはいえ、ここ、凄まじく暑かったので対策は万全に!
タ プローム Ta Prohm (←トリップアドバイザー飛びます)
いい写真がたくさん投稿されています。すごいです。
Cafe Puka Pukaで一休み
以上の遺跡3つを回って、この日の半日ツアーは終了!
「この後、どこか行きたいところはある?」とドライバーさんが聞いてくれたので、ガイドブックに必ず載っている「カフェ プカプカ」へ。
お土産の定番・アンコールクッキーのお店に併設されているカフェで、日本のツアー客もたくさん来ていました。
フレッシュなマンゴーをたっぷり楽しめるかき氷!
日本人経営だけあって、氷のミネラルウオーターで作られているので安心していただけます。
半日動き回った体に冷たくあまーいマンゴーがしみます。おいしかった!
まとめ
アンコールワットは、ずっと行ってみたかったスポット。
はじめこそ入場料の高さに驚きましたが、いざ入ってみるともう何も言えません。圧巻でした。世界遺産力の高さに圧倒されるばかり。この日訪れた3つの遺跡は、それぞれ趣が異なり、満喫することが出来ました。訪れることが出来て本当によかったです!
荘厳な遺跡に囲まれて、それだけで「うわー」「すごーい」とばかり口にしていましたが、あらかじめきちんと歴史とか背景を勉強しておくべきだったなぁと、ちょっと反省しています。
初日は、トリップアドバイザーのシェムリアップ内人気ランキングを上から3つ制覇しました。定番スポットだけに、観光客も多かったですが、2日目、3日目は少し郊外に出て、より静かな遺跡をめぐりました。この記録もきちんと書きます。多分…!
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何だかすごく勉強できそう。