ゾンビーワールドへようこそ
面白かったのでなんとも言えない感じの絵を描いた。
美人がいる。ゾンビが楽しそう。これだけで合格。
等身大のお下品な少年たちを、おばさん目線でゆるゆる応援できる。頑張れー少年ー!
あらすじ
童貞ボーイスカウト VS ゾンビハザード!
愉快! 痛快! エンターテイメント・ホラー!
高校生でボーイスカウトのベン、カーター、オギーはクラブで女の子と遊びたくて仕方がない。ある日、キャンプを抜け出してパーティー会場へ行く途中、なんとゾンビ化した住人たちが襲ってきた!
間一髪のところを美人ウエイトレスに助けられた3人は、ボーイスカウトで 身につけた様々なワザを駆使して、一致団結しようとするのだが…。
(Amazonより)
仲間との絆、そしてラブ!青春ってすばらしい!
(予告編とてもいいけど、ネタバレ気味なので注意)
頭からっぽで観られる良作!
まずこれだけ言いたい。
「ゾンビ―ワールドへようこそ」って邦題がダサい。
原題は「Scouts Guide to the Zombie Apocalypse」
「スカウトガイド ~ゾンビ黙示録~」ごめん、ダサかった。
タイトルはダサいけど、本編は文句なしに面白い!
ゾンビコメディのお約束を守りつつ、ボーイスカウトが大暴れ。対ゾンビに備えて、武器を探すのはお決まりですが、ホームセンターにたどり着いた彼らの「武器を手に入れよう!」からの「ボーイスカウト魂を見せつけろ!」な流れは最高。
「ゾンビランド 」では、主人公が独自のゾンビ回避ルールを作って戦ったけれど、今回の主人公は「ボーイスカウト」。活動を通じて得た知識を総動員して戦う姿はなんと頼もしいことか。「あぁーボーイスカウト入っとけばよかったなぁ」と思うはず。彼らの雄姿を、笑いながら見届けてほしい。
ゾンビの鮮度がいい!美ゾンビ!
ゾンビ映画の楽しみといえば、それぞれのゾンビメイクですが、この映画のメイクはすごい。キレイ。
ゾンビ映画というと、ゾンビのグロテスクさ故に忌避される点もあると思うけど、このゾンビはね、良い。
特典映像にメイキングが入っていますが、メイクへのこだわりがすごかった。
映画によって解釈は異なるけれど、今作ではウイルス蔓延間もないという「ゾンビの鮮度」を考え、あまりグロテスクでない見た目をしています。肌の色はさほど変化なく、肌に血管が浮き出る演出をしています。この血管がキレイ。メイクさんいわく、これはきちんと科学的見地に基づいた描き方をしているそうで、こだわりを感じます。また、衣装も個性を強調していて、ゾンビをただの背景としていない点が非常に好印象。
それから何より、美人ゾンビが多いのも見どころ。
少年たちの大好物、裸のおねーさんがゾンビでもキレイ。ぽろりしててもキレイ。
ゾンビになるならこの作品がいいなぁ…。
まとめ
笑いたいときに軽くみられるゾンビコメディ。
テンポもよくて軽快です。「ゾンビランド」が好きな人はきっと好き。
ただ、いかんせん下ネタが多い。まぁ下品。
グロテスクさはそこまでではないけれど、一緒に見る人は選んだ方がいいかも。家族とは見られない方のゾンビ。
おすすめ度:★★★★★
美ゾンビ度:★★★★★