I am Natsco

お金はないけど、暇はある。自由を持て余した女の書き溜め。

アユタヤ日帰りはサイクリングがよい

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やぁ、Natscoです。

自転車って乗りますか?私はもう10年来の付き合いになるママチャリを飛ばし、安売りを求めて隣町まで買い出しに行きます。便利ですね、自転車。

今回は、観光の足としての自転車、バンコク・アユタヤサイクリングのお話。

 

 

アユタヤ遺跡って?

タイの世界遺産である「古都アユタヤ」。

アユタヤは1351~1767年に栄えた王朝で、日本や中国はじめアジア諸国との交易で栄えましたが、1767年に現在のミャンマービルマからの攻撃で滅亡し、多くの寺院が廃墟と化しました。

残された寺院はそのわずかにしか及びませんが、かつての栄華を思わせるたたずまいと荒涼とした雰囲気に包まれた魅力に溢れる観光地です。

 

バンコクからアユタヤに行ってみる

バンコクからアユタヤに行くには、いくつかの選択肢があります。

  • タクシーをチャーター
  • ツアーに参加
  • 鉄道
  • バス

 私たちは鉄道に乗ろうってんで国鉄の始発駅である「ファランポーン」駅まで行ったら、客引きのお姉さんにめちゃくちゃにタクシーを勧められました。

確かに、詳しい運ちゃんに任せていろいろ観光させてもらえるのは魅力でしたが、私も友人も、知らないおじさんと1日一緒というのが普通に嫌だったので、鉄道で行くことに。

「サイクリングコースがなくて車道だから危ないよ…暑いし…大変よ…」とめちゃくちゃに引き留めてきますが、大丈夫です。道はまぁ、大丈夫。それから暑いですが風を切って進むのは気持ちい良かったです。

安心してサイクリングに乗り出しましょう。

 

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電車の種類によって、全く値段が違って結局よくわかりませんでしたが、

バンコクファランポーン駅)→アユタヤ

10:05発→11:24着で指定席のクーラーはなかったような気がする電車で片道245バーツ(735円くらい)でした。もっと安い便希望でしたが、本数がそんなにないので、最安で行くなら事前に確認した方がよさそうです。

 

24分着と、1分刻みのスケジュールに目を疑いましたが、まぁ当然のように定刻には着かず、30分遅れた11:50分ごろの到着となりました。

 

アユタヤを自転車で観光するよ

 

 この地図の一番右側のピンが、鉄道の駅です。

到着して最初に窓口で帰りのチケットを予約し、さっそく観光に繰り出します。

駅を出るとトゥクトゥク親父たちが声をかけてきますが、脇目を振らず、欧米人バックパッカーについて道を進みます。

すると川を渡るための船着き場があるので5バーツ渡して渡らせてもらいます。

時刻表はなく、行って来てのシャトルボートです。

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のどかです。

 

川を渡ってすぐ、レンタサイクル屋さんがあるので、そこで自転車を借りて観光スタート。

ロードバイクの1日レンタルでバーツ。

ママチャリもあるけど、半日漕ぐことを考えるとロードバイクが正解だったかなと思います。

観光ルートも教えてくれたり、マップももらえて準備万端!

パスポートの提示が必須なので、忘れずに。コピーでも大丈夫でした。

 

Wat Mahathat (ワット・マハタート)

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アユタヤ観光の定番、ワット・マハータート

観光客も多いし、売店も充実していました。暑くて仕方がなかったので帽子と水を購入しました。

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 ここは入場料が50バーツ

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注意書き。

目を引くのは右側の「頭のない仏像の上に、自分の顔を置いて写真を撮るようなことをしないでください」タイ語、英語、日本語というラインナップも珍しいですし、これ、日本人がやらかしたんでしょうか…笑

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頭のない仏像はそこかしこに。

当時、仏頭には金箔が貼られており、ビルマ軍が持ち去ったためにこのような姿になっているのだとか。

痛ましいと同時に厳かな雰囲気を漂わせています。これに顔を載せる気にはならないですけどね。

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 とにかく広い。そして太陽の照り返しでめちゃんこに暑い。それでもじっくり見入ってしまう、歴史を感じさせる空間でした。f:id:nats-co:20170628111227j:image

 有名なのはこの、菩提樹の根に取り込まれた仏像。切り取って放置された仏頭が長い時間かけてこのようになったそう。

 一番のフォトスポットで多くの人が一緒に写真を撮っていました。この仏頭よりも頭を低くしゃがんで撮影するのがルールです。

【Information】

Trip Adviser→ワット・マハータート

Elephant Camp(エレファント・キャンプ)

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象に、乗ることが出来ます。象に。

 象使いのおじさんたちはみなさん自分の象の上でお昼寝タイムしてて和みます。

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 15分コースで400バーツ(約1200円)

バンコク→アユタヤ間の列車よりも高いんですが、せっかく来たので、ね!

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 象さんが大きいのは人類共通の認識ですが、実際象上に行ってみるとその大きさに慄きます。のっしりのっしり歩く象さん、その揺れもビッグです。

くれぐれも荷物を落とさないようにと念を押されます。

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 アユタヤの古都を練り歩く象さん。

遺跡を横目にのんびりと、道路を堂々進みます。地元の方は慣れっこなようですが、観光客は珍し気に写真におさめていました。象とのすれ違いはハラハラします。

 

15分、短いようですがものすごい揺れなので、十分です。

エレファント・キャンプに戻り、象使いのおじさんにありがとうのチップを渡して…と言うかチップを渡さないと降ろしてくれないシステムはずるいと思います。が、タイならではの経験ができて楽しかったです!

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 エレファント・キャンプ、入り口すぐにカフェが併設されています。フリーWi-Fiあり。

ここで少しのんびりして、再びサイクリングに繰り出します。

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【Information】

Trip Adviser→エレファント・パレス

ここでは「エレファント・パレス」と書かれていますが、同じ場所です。

Wat Lokaya Sutha(ワット・ローカヤ・スター)

エレファントキャンプを後にして次の目的地へ。

結構遠くて不安になりますが、道中おじさんが「スリーピング ブッダ」と言いながら道案内をしてくれたので、順調につきました。

こちらが、そのスリーピング・ブッダ

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 嘘だろ、と言うくらいはっきりしたオレンジを身にまとった仏さま。全長28メートル、高さ5メートルの立派な仏さま。

こちらのお花は売り子さんから買うことが出来ます。きれいです。

ここでも熱心にお祈りしている方がいて、タイ人の信仰の深さを思わせます。

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おっきいおみ足に別れを告げ、自転車に乗って帰路へ。

【Information】

Trip Adviser→ワット・ローカヤ・スター(寝仏の寺)

 

サイクリングは計画的に

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再びアユタヤ駅を目指すわけですが、行きはそうでもなかったのですが、帰りに通った道がね、本当に、車通りが多く、かつ自転車が眼中にないドライバーばかりで全く進めない。

時間には十分余裕をもって帰路に就くことをおすすめします。

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 到着時に15:59アユタヤ発→18:00バンコク着の65バーツの切符を買っておいたのですが、まぁ、そういうわけで乗り遅れました。

あれだけ遅れて着いておいてまさか時間通りに出発するとは。

買いなおして16:37アユタヤ発→18:40バンコク着の20バーツの切符を買い直し、出発です。日本円にしてしまえば大した出費でないので、気にしない!

そして全く時間通りには到着しませんでしたとさ!

時間には余裕をもって、アユタヤはゆったり楽しみましょ!

 

アユタヤはゆったりした時間を楽しめそうな素敵な宿も多いみたい。ここで宿泊もありですね。

アユタヤのホテル (←Booking.com飛びます)