やぁ、中国語の圧に慄くNatscoだよ。
意味は分かる。読めないけど、わかるんだ。でも…
台北に到着し、チェックインを済ませた午後7時。メトロに乗って、夜市へ向かいます。
台湾人から、「夜市にゃ、人と臭いで溢れているよ」というアドバイスをいただいておりました。とは言え、こちらは日本人。満員列車とか、なにやらの行列とか、そういう狂気的な人口密度にはなれた種族でございますから、「スリに気を付ける」程度の心づもりで向かったのです。
人。人。人。
飛び交う中国語。語気が強い。
読めないし。なんか怖い。
日本であまり体験したことのない文化。
ただただ通り過ぎるだけで、覚えるカルチャーショックです。
なんかもう、おなかいっぱいなのですが、そうは言ってられない。
話しかける勇気はなかったので、長いものに巻かれて行列に並んでみることに。
こちらは、台湾ソーセージのお店。
お店の兄ちゃんがタバコふかしながら焼いてくれました。
なんだか、ソーセージにあたった体験談なんかを読んでちょっと怖かったのですが、とてもしっかり焼いてくれたのと、まぁお腹強いので。
味付けは、いろいろあったみたいなのですが、こちらが日本人と分ると「スパイシー?OK?」と、カレー味一択でした。
これがもう、本当においしかった。
香辛料が効いていて、初めての味だったのですが、噛みしめると広がる甘さに病みつきに。アツアツのソーセージは肉汁をたっぷり含んでいて、滴るしたたる。おいしい。
二つ目に挑んだのは、オムそばみたいなやつ。
行列だったし、がっつり食べたかったので。注文を受けてから作るようで、ものすごく時間がかかりました。
メニューが多かったので、注文は戸惑いました。読めないから。
一番人気っぽい「黄金焼麺捲」えーっと、golden fried noodle role…?
写真を指差して「This one!」でお願いしました。ごめんね。
もっちりとした薄焼き卵の中に、焼きそば。こちらの香辛料も独特の味わいで、どんどん箸が進みます。
続いては、こちらも行列だった、甘味の屋台。
おっきな鍋に無数にぷかぷか浮かぶこれ、おもち。
まんまるのおもちに、ゴマと落花生をそれはもう豪快に振りかけます。
もちもち。おなかにたまる。
一人旅の宿命なんですが、量が多い。シェアしていろいろ楽しむのが、夜市ではベストなんでしょうね。口惜しい。
いろいろ気になったものがいっぱいあったけれど、満腹になっちゃったり、怖気づいてしまったところもあって…。
気になるお店、食べ物がいっぱい。
日本人が通るたびに、「え…牡蠣をこんな風に置いてしまうの…?」と呟いていた。
確かに怖い。あなたも私も日本人。
《寧夏夜市》
場所:MRT「雙連」駅から、まっすぐ、ひたすら歩く。10分くらい。
時間:18:00~3:00
コメント:狭い道に人がいっぱい。荷物気を付けたい。